【種族】この世界には数多くの種族が存在する。
どのくらいの種類の種族が存在するのかに関しては解明中である。
【能力】この世界に生きるほとんどの者が異能力を所持しているが、極稀に無能力の者も存在する。
異能力を持つ者は種族を問わず、さまざまな性質の能力を持っている。
多くの者が能力を1種類のみ保持しているが、
稀に2種類の能力を所持する者も存在する。
しかし異能力についての研究はあまり進んでおらず
人を殺めたり、永続の効果が存在するような能力は未確認である。
だが、治癒魔法などといった人を治す異能力が存在することは確認されている。
【能力発現】この世界における能力発現と識別は以下の通り。
①≪兆しの時≫(幼少期 / 5~7歳)
・この世界に誕生する子供の殆どは生まれながらにして
魔力と共に何かしらの異能力を持っているとされている。
・「自然との共鳴」や「感情の揺れ」をきっかけに、
小規模な能力の発露がみられることがある。
(例:泣くと雨が降る/体温が極端に変動する等)
・多くは一過性の減少であり、
能力の系統や特性までは読み取れない。
②≪第1次能力検査≫(小学年代 / 7~9歳)
・自治体に設置された「能力判定所」にて
国家認定の検査を受けることが義務化されている。
・「魔力結晶」や「霊磁石」等と呼ばれる特殊装置により、以下の主要項目を計測。
-魔力量:保有する魔力の総量
-制御力:感情や意識の揺らぎに対する自己制御の適正度
-系統分類:能力の属性や傾向
-適正領域:攻撃・補助・操作等の能力の働き方の指向
・判定結果は「能力証明書」に記載される。
③≪沈潜の時≫(中学年代 / 12~14歳)
・反抗期や精神的変化が起きやすく、
「第二の覚醒(リフォーカス)」と呼ばれる
能力の変質や進化を経験する。
(例:水属性だった能力に氷要素が現れる等)
・地域によってはこの時期に再検査が推奨される。必須ではない。
④≪能力の理解と訓練≫(夢映学園入学時 / 15歳前後)
・入学時に「再評価試験」が実施され、以下の追加項目も加えて再検査。
-応用力:既知能力の応力や派生技の創出可能性
-共鳴傾向:他者の能力との協調性
(例:特定属性との相性)
-精神耐性:能力使用時の精神負荷や安定性。
『特殊な事例』
・稀に、検査では現れなかった能力が突発的に目覚める
「後天性覚醒者(レイタ―)」も存在。
・後天覚醒のタイミングによっては
学園に入学した後も無自覚の場合もある。
合言葉:光のリング