🪆【ストーリー】
昔々、とある村で奇病が広がったとき、
村人たちは一人の少女を
「生贄」として森に捧げた。
少女は、お気に入りの人形を抱いたまま、
森奥の祠に封じられ、
それきり、誰にも語られなかった。
やがて村は病から解放され、時は過ぎ──
祠を覆っていた封印は、
風雨に削られ、苔に埋もれ、
誰の記憶からも零れ落ちた。
そして今、あなたたちは森に足を踏み入れる。
目覚めた少女の“念”は、
儀式を再び、
終わらぬままのまま繰り返そうとしている。
救いはただひとつ。
森に散らばった「人形の五つのパーツ」を集め、
元の姿に戻し、再び祠へと還すこと。
深い森の奥、朽ちた鳥居、濡れた倒木、冷たい沢、
ひび割れた巨石──
この夜の森をさまよう者に、
少女は何を願い、何を託すのだろうか。
静かに始まる、封印の儀式。
無事に終えられるかどうかは──
あなたたちの「手」にかかっている。
🔥【参加時の持ち物】
森に入る前
あなたたちには二つの大切なものが手渡される。
一つは──
🌕 《魔法松明(まほうたいまつ)》
この松明は、ただの明かりではない。
不思議な青い炎が、周囲を照らしながらも
決して森を燃やすことはない。
この炎には、迷いや恐れを一時的に退ける力が
宿っているという。
闇が深まるにつれ、その灯火こそが、
あなたたちの唯一の道しるべとなるだろう。
そしてもう一つは──
⛩️ 《封印の御札(おふだ)》
人形のパーツをすべて集めた後、
最後の儀式の場でこの御札を
貼らなければならない。
貼るべき場所を間違えれば、封印は成立せず、
再び”彼女”が森を彷徨うことになる
とも言われている…。
どちらも、なくしてはならないものだ。
松明が消え、御札を失ったとき、
あなたたちはこの森の”客”ではなく、
”住人”となるかもしれない。
🪵【ルート】
この森に足を踏み入れた者は、
一本道などと安易に思ってはいけない。
道は一本のようでいて、
いくつもの分かれ道が現れる。
右か、左か。
進むたびに選択を迫られ、
その先に何が待っているかは、誰にもわからない。
分岐のすべてが正しい道とは限らない。
引き返せると思ったそのときには、
もう後ろの道が…消えているかもしれない。
仲間とはぐれぬよう、
慎重に、静かに、歩を進めることだ。
5つの人形のパーツは、
この森のどこかに散らばっている。
選んだ道が正しければ、それに出会えるだろう。
だが、間違えれば、
彼女に……出会ってしまうかもしれない。
✅ チェックポイント①
切り株のエリア(頭部)
・大きな切り株が複数並ぶエリア
・苔に覆われた切り株の1つの空洞に
「頭部」が隠されている
・頭には布で「返せ」と書かれた紙が
巻きつけてある
✅ チェックポイント②
倒木と枯葉の斜面(左腕)
・大きな倒木があり、根元が土に埋もれている
・「左腕」は倒木の下に半分埋められており、
掘り出すようにして取る
・根の形が人間の手のように見える箇所も
✅ チェックポイント③
沢のエリア(右腕)
・森の中を流れる小さな沢を渡る必要あり
・渡った先の濡れた落ち葉の中に「右腕」
・白布に包まれ、「決して開くな」という文字
✅ チェックポイント④
獣道の大木(足部)
・獣道の途中にある大木の根元に
「足部」が隠されている
・根の形が足首を絡め取るように配置されている
・取り出すと根が動いたような感覚を与える
✅ チェックポイント⑤
巨石・洞窟前(胴体)
・森の最奥にある巨大な岩と小さな洞窟の入り口
・裂け目に布で包まれた「胴体」が入っており、
取り出すと鈴が鳴る
・岩の表面には手形の跡や意味不明な文字
🔚【最終地点:封印の儀式】
森の開けた場所が「儀式の場」
・集めた5つのパーツを元の形に並べる
・胸部に「封印の御札」を貼る
『結果』
⭕️成功:風と音が止む演出
❌失敗:鈴の音が鳴り響き
少女が森の奥に立って見ている